どんなパソコンを選べばいいの?使えるパソコン選びの秘訣をご紹介!
こんにちは、CosmoAmberです。
今回は、「パソコンが欲しいけどどれを選べばいいのかわからない・・・」っていう人向けに、パソコン選びの秘訣をご紹介します!
はじめに
早速説明を・・・。と言いたいところですが、その説明にはパソコンの部品やその機能を知ってもらった方が説明しやすいので、初めにパソコンの簡単な解説をしたいと思います。「もう完全に知っている」という人でも、メモリとストレージの違いだけは確認した上で、Ⅱのパソコン選びの秘訣に飛んでください。
Ⅰ章 パソコンとは?
1パソコンの種類
パソコンと言っても、使う用途や目的によって形や大きさが変わってきます。大雑把に分けるならば下の4種類になります。
ⅰデスクトップPC
初めは、パソコンの代表格であるデスクトップPCです。名前の通り、このパソコンはオフィスや自宅などの固定した場所(机など)で扱うものです。
このパソコンの利点として、画面が大きいので動画編集や経理の計算などがしやすい反面、場所をとってしまうものも多いのが特徴です。
ⅱオールインワンPC
「オールインワンPCって何?」という方多いのではないでしょうか?簡単に言ってしまえば、デスクトップPCの本体(箱)と画面が融合したものです。(写真はimac)
このパソコンも、持ち運びは不便ですがデスクトップPCの利点に加えて場所をデスクトップPCよりはとらないという利点があります。
ⅲノートPC
多分皆さんご存じの、ノートPCです。このパソコンは、上で紹介したパソコンを小型化して、キーボードやマウスパットを搭載したものと考えてもらって大丈夫です。
なんといってもこのパソコンの利点は、持ち運びのしやすさです。(機種によって多少大きさが変わります)しかし、小型化した分画面が狭く、性能が上の二つに劣るのが欠点となっています。(値段が高いものであれば性能にも問題はありません)
ⅳタブレットノートPC
このパソコンは、簡単に言ってしまえばパソコンをタブレット化してキーボードを付けたものになります。
このパソコンの利点は、ノートPC以上に持ち運びが便利で小さく軽い上、タブレットとしても使えるという一石二鳥のパソコンです。その代わりノートパソコンよりも画面が小さく性能もほどほどのものが多いです。
2パソコンのパーツ説明
それでは、パソコンについて説明するうえで必要な単語について説明します。
ⅰCPU
パソコンがどれだけ使えるかの5割くらいを決めるのがこのCPUです。人間でいうところの脳の役割を担っています。現在販売されているパソコンのうち、よく用いられるCPUは「intel(インテル)」製と「AMD(アムド)」製のものです。
最近は、「Apple(アップル)」や「Microsoft(マイクロソフト)」が自社製のCPUを開発していますが、まだ開発されて幼いので、無難な「intel」製か「AMD」製のものを選びましょう。代表格は、「Core i」シリーズや「Ryzen」シリーズです。(詳しくはⅡ章で)
ⅱメモリ(RAM)
「メモリは何G?」これを聞いてあなたは何を思い浮かべますか?案外、メモリの役割を間違えて覚えている人が大勢います。現在、メモリはRAM(ラム)と呼ばれ、一瞬データを置いておく場所です。勉強や仕事でいえば作業机と言えます。机が狭ければ、その上におけるものも減り作業効率が落ちてしまいます。その逆もまた同じ事で、このメモリが多いほどパソコンが素早く動くようになります。(多すぎてもあまり意味はありません)
ⅲストレージ(ROM)
多くの人が、メモリと聞いたときに思い浮かべるのはこちらのストレージまたはROM(ロム)と呼ばれているものです。これは、写真や文章などのデータを保存しておく場所になります。メモリのように例えるなら、本棚が適当だと思います。本棚が広ければそれだけたくさんのデータが入れられるように、ストレージの容量が大きければそれだけデータをたくさん入れられます。(こちらは大きい方がいいのですがその分値段は上がります)ストレージにも種類がありますがそれはⅡ章で詳しく解説します。
ⅳGPU(グラフィックボード・チップ)
GPUとは、簡単に言えばゲームや動画編集などおもに映像の処理を行うものです。CPUは一般的な処理を行うことを目的にしているのに対しGPUは素早い画像処理を行うことを目的としています。プロゲーマーにとっては良いGPUは命ですが、ゲームや高度な画像・映像処理をしないという人にはあまり関係ありません。GPUのチップを作っている会社で有名なのは「NVIDIA」社の「GeForce」シリーズと「AMD」社の「Radeon」シリーズです。このチップを使って、他の会社がグラフィックボードを作って販売しています。
ⅴwifiカード
ノートパソコンやタブレットPCには絶対についているwifiカード(デスクトップやオールインワンも一部ついています)は、名前の通りwifiとBluetoothの通信の役割を担うものです。wifiの規格もいろいろありますがが、そこまで気にする必要はありません。
ⅵOS(ソフトウェア)
windowsと聞けば誰もが知っているでしょう。OSというのは、組みあがったパソコンを実際に動作させるためのプログラムのことです。人間でいえば、意識に当たります。現在出ている一般的なOSには、Microsoftが開発している「windowsOS」とAppleが開発している「macOS」の二つがあります。そこに付け加えるならgoogleが開発している「chromeOS」があります。
一般的に、macOSはAppleが独占しているためApple社製のパソコンにしかありません。なので、パソコン会社はMicrosoftが独占していないwindowsOSの方をつかっています。chromeOSは無料で入れることができますが、きつい言葉でいうとお遊びくらいにしかならないので、しっかりとパソコンを使う人はwindowsOSかmacOSを選びましょう。(chromeの利点はⅡ章で)
ⅶ Microsoft Office
今や、ほとんどの会社で使われているMicrosoft製の文章や経理計算、プレゼンテーションを行うための超便利ソフトです。販売されているパソコンに常備されているものもあるので、officeが必要である方は搭載しているものを選ぶ方がよいでしょう。
ⅷパソコン紹介の最後に
さて、ここまで長々と書いてしまいましたが、パソコンについて少し知っていただけたでしょうか?もっと知りたいという方は、youtubeなどでのパソコンのレビューや自作PCの動画を見てみるのもよいと思います。(分からなくても見ていれば勝手に覚えます)
個人的にお勧めする、パソコン(機械系)youtuberとして、吉田さん(吉田製作所)という方がいます。最近の動画は、マイナーなことが多いですがその人の率直な意見などをズバッと言ってくれるので胡散臭いレビューにうんざりしている人にもおすすめです。(下の動画はちょっと古いです)
Ⅱパソコン選びの秘訣
さあ、本題のパソコン選びです。早速説明していきます。
1最低限抑えるべきこと(秘訣その1)
ここでは、パソコンをどのような目的で買おうとしていても(サブ機の目的は除く)最低限抑えるべきポイントをお教えします。それが、こちら(下の表)です。
最初に断っておきますが、よいものを買うということはそれ相応の値段がします。安物を買っても無駄でしかないので、8万~15万円くらいはかかると思ってください。
製作会社 | 種類 | |
CPU | intel | core i5以上(なるべく最新の世代) |
AMD | ryzen5以上(なるべく最新の世代) | |
GPU | 内蔵しているもので十分 | |
(必要なら※特にゲームする人) |
NVIDIA | GeForce GTX1060以上 |
AMD | RADEON RX570以上 | |
メモリ | 著名なところ | 8GB以上のDDR4(できれば16GB) |
ストレージ | 著名なところ | 512GB以上のSSD(容量を大きくしたいならHDDも) |
めんどくさいことは苦手。という人は、この表を店員の人に見せればそれに近いスペック(性能)のものを選んでくれます。とりあえず、あまりゲームはしなくて仕事や普段使いにパソコンが欲しいという人はこれで大丈夫です。※基本的にwindowsです。Appleのは高いので…(;^ω^)
GPUはノートパソコンであればCPUに内蔵していますし、intelであればどのパソコンにもGPUが内蔵しているので、次の目的別の項目で特にGPUの言及がなければ内蔵GPUで問題ありません。
2目的別に抑えるべきこと(秘訣その2)
これからは、パソコン選びの秘訣を目的別に紹介しますが、基本的に秘訣その1を守ればだいたい大丈夫です。画面の大きさや、パソコンの種類は自分の好みで選んでみてください。
ⅰ事務やサラリーマンなどの一般的な仕事の場合
会社からとくにパソコンの指定や支給がない限り、秘訣その1を守ればOKです。(chromeOSはやめた方がよいです)世の中にたまに、core i3やceleron(core i3の下の性能)で大丈夫!と豪語する人がいますが、仕事の快適さを優先するならばやめた方がよいです。(CPUの性能でほかのメモリなども決まってしまうので)逆に、高性能なCPUは必要ありませんのでcore i5やryzen5、メモリ8GB、ストレージ512GBのものをおすすめします。あと、MicrosoftOfficeがついているものを購入した方が何かと便利です。
ⅱネットサーフィンやブログを書く場合
Youtubeやネット記事を読むだけで、仕事やあまり難しいことはしない。という人も、秘訣その1を守れば問題はありません。microsoftofficeも必要ないと思うので、ついていないものを選びましょう。(使うことが少しだけあるのならweb版のofficeやgoole版のoffice(web)を使うとよいでしょう)スペックは、core i5やryzen5、メモリ8GB、ストレージ256GB以上のものをお勧めします。
ⅲ子供用に与える場合
「子供用のものだから、安いものでいいだろう」その考えは、大間違いです。たぶん、子供用のパソコンを買うということは何かしらの勉強をするためや娯楽のために買ったのだと思います。ただ、安物を買うと動作が遅く快適ではないので、娯楽の用途で安物を買うくらいなら良い性能のタブレットやchromeOSのパソコンを買うことをお勧めします。(その場合秘訣その1は通用しないので店員の人に聞いてみてください)もしくは、タブレット型のノートPCでcore i5やryzen5、メモリ8GB、ストレージ256GB以上のものをお勧めします。
ⅳ動画編集やゲームをする場合
Youtuberや動画投稿者にとってはとても重要な動画編集やゲーマーにとって必要なゲームは、パソコンの性能を要求するとても高度なものになります。そのため、core i7やryzen7、メモリ16GB、ストレージ512GB、GPU GTX1660や Radeon RX5600以上の性能があるとよいでしょう。動作の環境を良くしたいなら、CPUとGPU、メモリのバランスを考えたうえでより性能の良いものを選びましょう。ただ、行うゲームや動画編集ソフトによってはより性能が高くないといけないというものもありますので、調べてみてください。本気で、動画編集やゲームをするならばデスクトップPCがおすすめです。
Ⅲパソコンメーカー選び(秘訣その3)
パソコンの部品ではなく、全体を組み立てて販売しているメーカはたくさんありますが、割高のものやコスパの良いものもありますので、コスパの良いパソコンメーカーを一気に紹介します。
ⅰおすすめのメーカー
私のお勧めするコスパの良いパソコンメーカーは、「Lenovo」と「DELL」、「HP」、「ASUS」です。これらのメーカーは、パソコン市場を見ても性能のわりに値段が落ち着いていてお手頃でパソコンが購入できます。注意点は、ネットで購入した方がカスタムもできて安いということです。ぜひ、それぞれの公式ホームページで確認してみてください。
ⅱAppleやMicrosoft製のものについて
windowsやmacの開発元であるAppleやMicrosoftも「Mac Book」シリーズや「Suface」シリーズなどを販売しています。その製品の中には、それぞれの会社が独自開発したCPUが入っているものもあり、その性能が期待されています。ただ、性能に対しての値段が高く、コスパがわる・・・(グサッ)(>_<)イタイ。これ以上いうと、AppleやMicrosoft信者に殺されてしまいますのでこのくらいにします。もちろん使えないというわけではないのですが、値段が高いので買うときは気を付けてください。
ⅲその他ポイント
その他にも、CPUやGPUなどのパソコンのパーツは時代とともに新しく・性能の良いものに進化していきます。そのため、CPUやGPUがどれくらい新しいかを表すために数字が用いられています。
・CPU・GPU
intelのCPUであれば、「core i7 9700」と「core i7 12700」であれば右のi7のあとの数字が大きい方が新しいものになります。AMDのCPUであれば、「Ryzen7 3700」と「Ryzen7 5800」では、右の数字が大きい方が新しいものになります。これは、GPUも同じなので、パソコン選びの時に参考にしてみてください。
・officeについて
Microsoft officeは有料で結構値段が張ります。そのため、安いofficeもどきのものもあります。例えば、WPSofficeやgoogleのスプレッドシートやドキュメントなどがあります。Microsoft officeのweb版は無料で使えますので、金額を抑えたいという方はそれらを使うことをお勧めします。
まとめの秘訣
秘訣その1を守って、自分の好きなデザイン・値段のものを選ぶべし!
(余裕があれば秘訣その2・3も試してみてください)
あとがき
今回は、こんなに長ったらしい記事を見ていただきありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ
記事を読んでくれた皆さんの参考になればうれしい限りです。何か質問や、ここをもっと説明してほしいということがあったらコメ欄にどうぞ!できる限りお答えします!